ルールをだいたい5~10分で解って遊べるブログ。
どんなゲームかな?と興味出たり、参加者として遊ぶならざっくり(5分くらい)を読んでください。
自分がルールを説明する人ならしっかり(10分くらい)まで読んでもらえればオーケーです。
※ゲーム内での役などが載っているものは説明書を参考にして下さい。早見表は大事。
今回は不動産競りゲームの名作「フォーセール」です。
箱の使用感がスゴイ(笑)
↑当時品は少しプレミアになっているようですがYahooでは今ならまだ新版が定価で買えるようです。(2021.10下旬現在)
なくなりました。。。
フォーセール、どんなゲーム?
競りで億万長者になるゲーム
ざっくり教えます。
このゲームは
『前半の競り、財産カードを落札!』
『後半の競り、小切手カードを手に入れる!』
に分かれています。
まず一人ずつ規定金額を受け取ります。最初は全員のコイン金額は同じです。
ゲーム中金額は非公開なので自分以外の金額はわかりません。
前半:せり売
財産カードの山札から人数分の財産カードを公開してならべます。
任意のスタートプレイヤーから以下のどちらかを選択します。
- ビット→前の人より高い金額を自分の前に出す。初めの人は好きな金額。これは全員パスするまで続けます。
- パス→今出ている財産カードで一番低い数字のものを受けとる。その時今出している自分の金額の半分を取り戻す。
※取り戻す時は$1000以下は切り捨て。(例:$3000を出していたら$1000を手元に戻す)
最後の一人は一番高い数字のものをもらえますが、自分が出している金額を全て払います。
このプレイヤーが次の競りのスタートプレイヤーになります。
手に入れた財産カードは自分の手元に裏にして重ねていきます。
これを財産カードの山札が全てなくなるまでこれを繰り返します。
ちなみにお金を何も出さない($0)でも一番低い数字の財産カードを取ることが出来ます。
残ったコインは最後の所持金に加算されます。
後半:入札
後半は先ほど手に入れた財産カードを手札として小切手カードを取っていきます。
小切手カードの山札から人数分の小切手カードを公開して並べます。
プレイヤーは手札の財産カードから一枚裏向きで前に出します。
全員出したら表にして数を比べます。
その中で一番高い数字の人から今回公開した中で一番高い小切手を順番に取っていきます。
毎回人数分公開されるので全員が小切手を受け取ります。
使った財産カードは捨て札になります。
これを財産カードがなくなるまで繰り返します。
ゲーム終了
全ての財産カードを売却したらゲーム終了です。
小切手を合計して先ほど残ったコインがある人はそれも足して一番所持金の高い人が勝ちです。
同点の場合は残したコインの多い人の勝ちです。
これで基本的なルールは終わりです。
読んで頂きありがとうございました。
ゲームに参加して遊びましょう。
この後のしっかりではルールの細かいところを説明しますので興味のある方は読み進めて下さい。
しっかり教えます。
とは言ったもののフォーセールは先ほどのざっくりでほぼルールが終わりです(笑)
ですが状況により細かいお約束があり、わかっている人が一人いるとスムーズになるので覚えておくといいですよ。
- カードの構成は財産カードが1~30までの30枚、小切手カードが$0~15000まで各2枚の30枚。
- 最初の所持金は3~4人プレイ時は$2000コイン2枚と$1000コイン14枚の計$18000を配ります。5~6人プレイ時は$2000コインを2枚、$1000コイン10枚の計$14000を配ります。
- 財産カードと小切手カードは3人プレイ時に6枚、4人プレイ時には2枚を内容を見ずに抜いておきます。
- せり売りでパスが出たらその左隣の人から競りを再開する。$0でパスした人の時も同様。
- 次のカードの用意は直前で一番数字の高いカードを手に入れた人がめくって準備すると良い。
以上が今まで私が説明時、プレイ中によく聞かれてきた確認です。
覚えておくと説明書を読み返したりしなくなりプレイングが円滑になると思います。
ここまで読んで頂きありがとうございました。
ここからは主観的に掘り下げた話なので興味ありましたら気楽に読んでもらえたら幸いです。
つべこべコラム
フォーセールはなんだかんだで10年くらいずっと発売されている。
コンパクトに不動産売買を表現したカードゲームはなかなかなくこの2段階の競りをカードだけでやっているのは当時は新鮮だった。
手札をゲーム内で買うというのはドミニオンあたりでボードゲーム界隈では流行り&一般的になった。
これはそれよりも早い段階で取り入れていたように思う。
今もライトなゲームとして重宝され、受けもいい。特にゲーム沼にまだ片足つくかつかないかくらいの人からすると同じカードゲーム内で異なる競りを展開するフォーセールはかなり刺激的に感じる様子。
シンプルゆえに時には波なく不発に終わりバランスが完ぺきとはのはいにしえゲームのチャームポイントというべきか。今のところ私が参加のゲーム会では受けがいい。
ちなみに最初はある程度の大きさのある箱で出版され、スリーブ装着の余裕もあり、コインは打ち抜きのチップだった。
私が持っている小箱版ではスリーブを付けるスペースはない。トランプの紙箱サイズ。コインもぺらっぺらであり、吹けば飛ぶ。ただ小箱なので持ち運びに特化、頑張ればポケットに入る。
最近、IELLO(イエロ)という出版社がまた再販したが今回はチップだったお金はカードになり$1000に統一ようです。個人的にははコインを握りながらちょびちょび競りに出すのは良かったが金額の把握が若干しにくかったのでカードで統一したのはいいのかもしれない。
カードサイズは変更なければTCGサイズ(63×88mm)になります。
以上!
ここまで読んで下さりありがとうございました。
ではまた次回!
さらば~。