ボドゲやる人。サルベジの企画と全部。
たなか おつくり
エンジョイ派ゲーマー。 最近はだいぶボードゲーム寄り。 ルール説明するのが好き。 遊ぶのも好き。 勝ち負けはあまり意識しない。 外出は専らジョガーパンツ。 ルールはサルベジショップ購入者用のため鍵付き。 ※リンクはTwitterとInstagramのみです。
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雑記

なぜ10年前のゲームを「NeoN」としてリメイクすることになったのか

「面白いのにもう見かけなくなっちゃうのはもったいないね~」

きっかけは友人のこの一言でした。

その後のゲーム会でも、
「もうないのか~」「もったいないな~」「つくっちゃえば?(笑)」
と私の友人たちが口々に言い続けた結果。。。

「そうだよ、なかったら作ればいいじゃん!」
と私。

はい。
鵜呑みにしました(笑)

そう思ったが急に制作熱が上がるものです。
グランペール関係者様方々、レインボー作者様と思いつく方々に失礼を承知でDMを送りました。
ありがたいことにご協力下さりご縁を辿らせて頂きました。
そして去年、お話を通したい方々から許可を頂けたことで今回のリメイクが実現出来ることとなりました。
私のようなどこの馬の骨ともわからん者の話を聞いて下さり感謝の言葉では尽くし難い気持ちです。本当にありがたい。

リメイクにあたり、
いくつかの要望、アドバイスをもらいました。
それを踏まえてリメイクに臨むことに。

結果、

  • カードの隅にあるインデックス(角の数字)は四隅に配置して右利き、左利きに対応する
  • レインボーの名前はそのままは使用しない
  • レインボーからの継承として1~6のカードを並べた時、屏風のように1つの繋がる絵になるようにする

この三点を踏まえることに。


カード四隅に数字を施す、
数字が大き過ぎてもイラストに干渉するし、小さかったら見えずづらい。
今回ゲーム仲間で友人でもあるけんいちろう氏にデザインなどの技術面では全面的に頼りました。
ミリ単位の微調整、数値を決めるのも大変の中、
それを仕上げてくれたのは苦労しただろうなと思います。
仕上がりは本当に丁度いいです!w
是非とも実物を見て欲しい。

レインボーの名前に寄せるかは悩みました。
リメイクの企画段階では「オーロラ」でした。
虹は明るい空に架かるから、対になるイメージで暗い空はオーロラだろって(笑)
継承であり、復活なのでその路線は濃厚でした。

しかし、私には予てよりイラストをお願いしたい人がいました。
サイケデリックなライブペイントを展開するMICROU(Instagram)さんです。
私の友人であり、様々な物や企業、お店の壁にペイントをされているアーティストです。
MICROUさんの絵はどこか妖しくもあり色合いが蠱惑的なハマりを生みます。
作品と人柄を知っていた私はいつか一緒に何かを作れたらいいなと思っていました。
今回、初めてのボードゲームイラストということでしたが快諾してくださいました。
初めての交渉、緊張したな~(笑)嬉しい限り。
そこがベースのコンセプトと決めてからはもうちょっと自然の光(オーロラ)よりは人工的な光(ネオン)の方がMICROUさんを存分に活かせるのではないか?となっていきました。

作品イメージはネオン管と街。
ネオンの明かりと怪しさをイメージしたイラストがなるべく味わえるようしながら、
それでいて数字などの確認はしやすいように配慮しつつ。。。

こうしてオーロラよりも、
もっとニッチに怪しい、大人のカードゲームとしてをコンセプトにして、
「NeoN」は誕生しました。
酔いどれながら、煙を燻らせながら、薄暗い部屋でプレイする。。。
そんなイメージです。


リメイク作品となるNeoNですが、
読み方は「NeoN」(ネオン)となります。

原作は「レインボー」というゲーム。
レインボーのルールなどが知りたい方はこちら→レインボー(10分で教えますシリーズ)
読んで下さるとありがたい。

レインボーという名のスルメゲー。

レインボーは2011年に株式会社グランペールより発売されたカードゲーム。
当時、ゲームマーケットやボードゲームに強いショップで見かけられました。
カードの構成は数字カードのみというシンプルな構成。
ワイワイするようなパーティーゲームのような派手さはありませんが、
シブいゲームシステムを持っている隠れた名作です。

このゲームの真価を味わうには1ゲームではなく、
最低でも3ゲームの流れを1セットとして行い、
勝敗を獲得点合計で決めてもらうラウンド制をお勧めしていて、
ちょっとクセのあるゲームとなっています。

1ゲームのみだと運ゲーと思われがちなゲームですが、
何度もこなしていくと、
攻める時、守る時、切り抜ける時、スタートプレイヤーを取るタイミング。。。。
勝つには自らが流れを作らなければいけないタイミングが段々とわかってきます。
そこを獲ったときのしてやったり感、
逆に獲られたり、計画を妨げられた時のやられた感にはこのゲーム独特の感情の動きがあります。

ハイ、そうです。このゲームはスルメゲーです。
面白味を感じるところが奥の奥、ニッチでマッドな所にあります。
そんなカードゲームです。

私は購入して遊んだ当時から、なにやらこの妙味が気に入ってしまい、
ゲーム会の際には度々持参して出番の機会をもちました。
説明を終えても同席者はピンとこないんですが、、
プレイ後はありがたいことに軒並み高評価をもらえています。嬉しい。

ですが!

現在では検索にもなかなか引っ掛からないゲームのため知っている人はほとんどいません。リメイクはそれでこそやりがいのあるってもの。

ルールはもう完成されているのでの大きな変更ありません。
ただし、より適正人数を絞り4~6人として、2~3人ルールはヴァリアントとしました。
これは2~3人ルールだと大味になってしまうケースがあり、
適正な人数をこの際、きちんと見直してみようと試みた結果です。

そして、単発勝負では運の要素が強くなり本来の面白さを味わいづらいため、
勝敗も3セットor人数分のセットの獲得合計点で決めることをメインルールとしました。

こうしてさらに洗練された、
レインボーの生まれ変わり、NeoN(ネオン)。
もしプレイの機会がありましたら、
その時はどうぞじっくりと浸っていって下さい。

販売は9月下旬を予定しております。
販売方法などの情報は私のTwitter(TANAKA OTSUKURI)にて今後随時お知らせさせてもらえればと思います。
フォローしてお待ちいただけると嬉しいです。

ここまでお付き合い下さりありがとうございました。

では、
また、
さらば~。

2022/0918更新↓

「NeoN」について

私の方で制作していたNeoNですが、
製品の段階でプリントミスが見つかりました。
私の凡ミスによるものでゲームプレイ自体には支障がないのですが、
本来の製品と違うものになってしまいました。

ゲームは通常通りプレイ出来ますが、
本来の完成品と違うものであり、
売り出すことはなんか違うなと思い、
考えた末、修正をして再び生産する事にしました。

まずは関心を持って下さった皆様、
更にお待たせすることになり誠にすみません。
修正が上がり次第、発注しますのでもうしばらくお待ち下さい。

つきましては現在手元にある上記の件のNeoNですが、
悩みましたが一部を寄付、
一部を日頃お世話になっている皆様、
これからご縁のある皆様に名刺代わりにお配りしようと思っております。
ルールも難しいものではないのでボードゲームに直接関係のない方々にも配る事で、
これをきっかけにボードゲームの面白さが少しでも広がればいいなと思っています。

寄付についてはこれから調べて検討していきます。
名刺代わりにはこれから配っていこうかなという感じです。
この笑えますん話と共に名刺交換させて下さい。

同内容のゲームにはなりますが修正版の「NeoN」も引き続き気にかけてもらえますと幸いです。
諸々まだバタついておりますが新しい情報はTwitterなどに挙げていく予定です。
皆様どうぞよろしくお願いいたします。

サルベジ代表 田中おつくり

いやぁ~、辛くもいい教訓になりました。

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所有ボードゲームを仲間と蜜を避けて気兼ねなく楽しみたいという方、
ワイワイでも、じっくりでも、
その時のテーマに合ったスペースがありますよ。

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